天之御中主神(アメノミナカヌシ)はどんな神様?神格や御利益も説明

2022/07/01

日本の神様

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天之御中主神(アメノミナカヌシ)は、天地が分かれてから最初に高天原に出現した神であり、八百万(やおろず)といわれる日本の多くの神々のなかでも第一番目の、すなわち日本の神界ピラミッドの頂点に位置する神様。

斎藤一人さん(「銀座まるかん」の創業者。1993年から12年連続、長者番付10位以内)の著書(「神様に上手に助けてもらう方法」)でも紹介され、「効果絶大」と話題の神様です。

天之御中主神について


『古事記』の冒頭、天地創成 (開闢) 神話の最初に登場します。

高御産巣日神(たかみむひのかみ)、神産巣日神(かむむすひのかみ)とともに造化三神(ぞうかさんしん)と呼ばれ、天地の初めに成った三柱の神の筆頭です。

これら三神に、宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)、天常立神(あめのとこたちのみこと)を加えた別天神五柱の一神であり、高天原(たかまのはら)に配偶神をもたない独神(ひとりがみ)として成り、すぐに身を隠しました。

単独で祀られることは少なく、他の神様と一緒に祀られる場合が多いです。

天之御中主神の神格

天地創生を根本で統括する霊力・宇宙の根源神

天之御中主神のご利益

安産・開運招福・事業成就

天之御中主神の別称

・天御中主尊

・妙見様(尊星王)

・北辰菩薩

天之御中主神の系譜

神話の系譜では、世界の根源に関わる「根源神」(始原神ともいう)であり、続いて現れる高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ)とともに「造化三神(ぞうかさんしん)」と呼ばれています。

また高天原に現れた神のなかでも、別格であることを表す「別天神(ことあまつかみ)」の五神のうちの一柱です。

名前の「アメ(天)」は宇宙、「ミナカ (御中)」は真ん中、「ヌシ (主)」は支配するという意味で、時間的にも空間的にも無限な宇宙そのものを体現しており、そこから「天の中心に座(いま)す至高神」とされています。

天之御中主神に関するリンク

天之御中主神-Wikipedia

天之御中主神を祀る関西の主な神社

サムハラ神社(大阪市西区)

・木島坐天照御魂神社(蚕ノ社)(京都市右京区)

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